フリーランスは、ギャラのこともっと貪欲になった方が良いと思う。
まずは、ギャラの話。
自分が仕事がいっぱいいっぱいの時に知人に助けてもらうことがあります。
その際のギャラの話の時に、
「もう少し上げてくれないと、この仕事受けれない」
という人が思いの外少ない。
勿論、こちらもいっぱいいっぱいの金額を提示しているつもりなので、
そこで受けれないと言われても困ってしまうわけですが、
そこで、交渉ってあるのが普通だと思うんです。
自分だったら、この金額では厳しい!とか
この金額ならもう少し時間をくれ!
とか言うところを
「分かりました」
と、すんなり受けてくれる方が多いのが凄く気になります。
ギャラに文句をつけると、次の仕事がなくなるという恐怖
今後も仕事が欲しいから、我慢する場合がほとんどですよね。
でも、仮に良い条件の仕事が来ても、ギャラが下がってきた場合
もう上がっていくコトって経験上あまりないと思います。
だから、自分は
「通常、●●円で請け負っています。
ただ、色々と事情があると思うので、この案件についてはその金額で」
「その分、他の案件でカバーしてくださいね」
と、安く受けた場合は、恩を着せることを必ずするようにする。
かといって、ギャラがあがることが無いかもしれないが、
言い続けた方が絶対に良い。
お人好し(おひとよし) → 優しいのではない
自分、お人好しなんで、皆に上手く利用されちゃうんだよね。
そういう人(先輩)がいた。
分からなくも無いけど、それで飯食べていけるの?
と聞くと、「・・・・そこなんだよね」と。
お人好しって、単に「自分が傷つきたくない」の裏返しだと思うんです。
自分が傷つきたくないから、思っていることをいう勇気が無いだけ。
まるで自分が優しくて、気が弱い人間というのとはちょっと違うと思います。
フリーの人に仕事が来るのって、
1.ギャラを安くできるから。
2.むちゃなスケジュールでも受けてもらる。
3.よほど特化した仕事ができるから
この3つの要因が大きいと思います。
自分は仕事ができるから仕事が来る!
という甘い考えの人は、あまりいないと思います。
基本、足元を見られていると思った方が良い。
そもそも、笑われのしとはあまり原価はかかっていないことは
先方も重々承知しているからこそ、安い値段を提示してくる。
「自分さえ我慢すれば、無いよりましかな」
それで続けていければ良いですけどね。
でも、その後ギャラ上がってます?
実際交渉してみて、大幅にギャラを増やせたことはあまりないが
気持ち程度であれば、数限りなく金額交渉で成功している。
しかも、仕事は減っていない。
言い方さえ間違えなければ、言うべきであると思います。
勇気を振り絞って。
仕事してギャラもらうのにストレス感じるなんて、本末転倒。
それでも、まだまとまった金額になるのであればいいですけど、
こんなに仕事したのに、こんな金額じゃ・・・。
そういう月もありますけど、
仕事来ていて、お金にならないなんて、絶対避けなければいけません。
そのやり場の無いストレスは、結局自分で種をまいているようなモノなんです。
何かを変えないと、何も変わらない。
以前から、このブログで今後の仕事のことで色々と書いていますけど
これもその一つ。
うまくいかないのには、絶対に理由がある。
その理由は少なくとも自分にある。
そう自覚して、アクションを起こした方が良いと思います。