営業が苦手というデザイナー、すごく多いと思います。
フリーになり始めの頃は、なんとかがむしゃらに突き進んで、1年経ち2年過ぎて3年4年・・・とあっという間に時間が過ぎていきます。
ふと気づくと、5年が過ぎ、もうある程度どのような仕事がいつぐらいに入るかわかるようになってきます。でも、思ったように仕事は来ないモノがあったり、意外な仕事が舞い込んできたり。
でも、気づくと、来なくなる仕事の方が圧倒的に増えていることに気づきます。
このままではいけない! 仕事を取ってこなくては!
誰もがそう思います。
必死に知り合いに声をかけます。
だからといって、その場で仕事が決まることはほとんど無い・・・。
ネットで調べても、営業しろとは書いてあるものの、
元々がデザイナー。営業じゃないから、どうすればいいかわからない!
そもそもクライアントソース、そんなにあるわけじゃないし!
そういう人、実に多いですよね。
私の身の回りの人は、結構います。
営業という仕事もデザイナーと同じくプロの仕事。ならばプロに聞いてみよう!
皆さんの仕事のジャンル、得意分野、環境、経歴はバラバラだし、
デザインの仕事の取り方!こうすれば仕事が来る!
そんな方法論は、正直、存在しないと思います。
営業というのは、ある種プロの領域(だと思う)!
ならばプロに話を聞いててみよう!
私は、営業のことで困ったときには、デザイナーではない人の話を聞くようにしています。
「どうやって営業をしているのか?」
「新規の仕事取るときにはどうしているのか?」
「飛び込み営業とかしてるのか?」など。
すると、友人ということもあり、様々な事例を挙げて話してくれます。
どんどんエスカレートしていくと、営業とは!見たいに話になってきて、
そこに、自分がすべきポイントがあったりします。
運良く私の友人には肉食系の営業マンが数名います。
彼らの営業にかける情熱は、もう半端なく、異次元の世界です!
そんな人と会って、話を聞くだけでも、モチベーションは上がるし、
色々と参考になることも沢山あります。
「営業なんだから、売り上げをあげるのが仕事でしょ?
デザイナーの肩書きで、デザインできない人はダメのと同じだよ。
営業は数字を上げるのが仕事。オレ、売り上げ上げろと言われれば、絶対にその数字クリアしてみせるよ。だって、プロだもん」
ここまで自身のある人は、なかなかいないと思いますが、
仮にこれがデザインの話なら、自分もそう話しません?
「いいデザイン作るのが、オレの仕事だ!」って。
だから、営業の人に話を聞くのはとっても有意義だと思います。
是非デザイナーでない友人(できれば営業マン)と、飲む機会などあれば
相談してみるのもいいと思います。
目からうろこの話、盛りだくさんだと思います。
超お勧めします。
営業!とかしこまるからダメなのでは? まずは相談から。
営業が苦手な人は、友人など利益関係の無い人間に相談してみるのがお勧めです。
「君ならどうする?」
「デザインの仕事で困っている会社知っているとこないかな?」
実はこれだって、立派な営業です。
営業という言葉に構えてしまって、硬く考えすぎる人が多すぎる気がします。
飛び込み営業なんてできないしなあ!とか
考えたって、飛び込み営業なんてしないでしょ!
営業しない理由を自分で決めつけて、うだうだいっても仕方ない。
友人であろうと、親戚であろうと、とにかく人と会って話をすることです。
それすらしないで、仕事を取ってこようなんて・・・。
そりゃ厳しいに決まってますよ。