デザイナーとしてクオリティを上げる方法

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武器となるクオリティ。どうやって上げてますか?

どんな小さな仕事でも、プロとして仕事は完璧に、
いや、それ以上のものを納品するのが我々の仕事です。
そのためには、自分で設定するクオリティを保つ必要があり、
そのクオリティもキープではなく、アップデートしていく必要があります。

みなさんも、色々と独自の方法で色々とやっている方がいるともいますが、今回は私が心がけていることをいくつかご紹介します。

まずは、ミスをなくす工夫

つまらないミスほど、クライアントをがっかりさせてしまいます。
ミスをなくすには、自分で何とかするしかありません。

自分が心がけていることの一つ。
絶対につまらないミスはしない方法とは!

必ず席を離れ、時間をおいてからチェックを始める。

どんなに時間がない仕事でも、すぐに提出しない。
そこで確認、チェックをするわけですが、
私の場合ここでちょっと工夫。

一度席を離れ、時間をおいてからチェック・確認を始める。

この時間をおいて、というのと、席を離れるというのがポイント。

席を離れる時間も、頭の中では「コレやった。あそこ直した・・」
と、頭の中でシミュレーションを繰り返す。
その間、絶対にモニタは見ない。
そして、どんなに急いでいても15分以上は時間を開けてから、
戦闘モードでチェックする。
頭の中が一度リセットされているからなのか、
おかしなところが目に入ってきやすい。

あれ?なんでこんなになっているんだろう?
この配置、ちょとずれている・・・。

そんなこと沢山出てきます。

そして作業終わったら、時間が許す限り再度時間をおいてチェック。
可能な限り、コレを繰り返します。

コレをするようになって、ミスはほぼなくなりました。

脳が麻痺しているのか、一度画面から離れてリセットしないと、
おかしなところに気づかないことがあるんです。

クオリティアップもこの応用

ミスしないようにする方法と、基本的には同じです。

とにかく、一度早めに仕上げる

ちょっと時間に余裕のある仕事だったら、数日前には上げてしまう。

そこからアスリートのごとく昼夜問わず追求する。

画面離れていても、PC上でも、

「もっと面白くしたい」
「もっときれいにしたい」
「何かワンポイントはいるといいのかな?」

気になったらすぐに作業、修正をして、
場合によっては別案をどんどん作る。

時間を掛けて集約・精査していく。

先ほどのミスの話ではないけど、
頭の中をリセットするのがとっても大事。

とにかくこの繰り返しです。

途中で方向性が間違えているかもしれないと
根本的なことに気づく場合もあります。

だから早めに!早めに!沢山自分の中で改訂していくのが
今のところ自分なりのベストな方法です。

チャンスがあれば新たな試みにもチャレンジ

早く作業をしている分、案の中に、自分なりのチャレンジした案を忍ばせておく余裕もできますよね。

時間が無い場合は難しかったりしますが、
自分のクオリティを上げるためにも、機会があればかならず
やっておきたいです。

慣れだけで仕事するようになったら。デザイナー失格ですよ。

時間配分については、慣れるしかない。

個人差もあるので、
時間配分とかは一概にコレというモノはありません。
また状況も様々ですからね。
その中で自分なりに、方法を見つけていけば良いと思います。

フリーランスは自分が最後の砦という意識を!

ミスについては、言い訳できませんからねえ。
「クライアントもチェックしているのに!」
とか思った時期もありましたけど、
ミスはミス。気をつけないといけません。

フリーランスは、自分の後ろにはもう誰もいません。
どんな小さな仕事にも、気合いを入れて頑張りましょう!