ベテランになると仕事が減るという謎(?)を解明

BLOG

某大手広告代理店の人、数人から聞いた話

経験積んでベテランになれば、スキルも上がって人脈も増え、ギャラも少しは上がるだろう!
と、皆考えているはずです。
自分もそうでした。
単価は上がらないにしても、仕事は安定するだろうと。

世の中そんな甘くは無いんですね〜。

仕事の発注が少なくなる理由

第一位 /  存在を忘れられる

某大手広告代理店の人と話をしました。
「どんなに良い仕事しても、我々も色々なと仕事しているし。
ちょっと間が空いちゃったら、存在忘れちゃうよ。」

これは、他の人からも聞きました。

会うとか、電話するとか、いやがっていたら忘れられちゃうんです。
仕事ができる、できない、以前の問題です。
自分が思っている以上に、こちらのことを考えてくれているわけではない。
これは自覚しておかないと。

発注者は自分の使いやすいところを使います。
ましてや、フリーに発注する権限を持ってる人なら、
自分の友人にスイッチさせることもいとも簡単です。

第2位 発注者の世代交代(これ!自分的には1位かも)

仲の良い、世話になっている人が、いつまでも担当であるとは限りません。
発注者も昇進、異動することはありますよね。
特に昇進すると、今度は部下が仕事を仕切るようになります。
最初は良いのですが、その人もある程度経験を積んでくると、
上司の息のかかった人よりも、自分の仲間と仕事をしたいと考える人が多いです。
しかも、自分と同世代か、それ以下の若手を(勿論、案件によりますけど)!

逆にそれを上司に相談しても、それなりの理由が無いと部下に指示できないようです。
「癒着していると思われるだろ?今コンプライアンスでうるさいんだ」

対策 ではどうする?

2つとも、コミュニケーションの問題です。
企業のコミュニケーションが嫌でフリーになっている人も
多いと思いますが、じつはここが一番肝心だったりします。

組織の中では、この新陳代謝が自然と行われているのですが、
我々は、その中に食い込んでいかないといけない!

という自覚を持って、早いうちから対策をしないと、気づいたときには手遅れになるかも
しれませんよ!

さあ、今からでも動きましょう!